私の回復期

回復期についての質問を何件かいただきました。

みんな思い悩む回復期。

今回は、私が「太っても治す」と決断してから、
寛解に至るまでの話を書いてみたいと思います。

最初に伝えておきたいのは、回復の形は人それぞれだということ。

みんなが私と同じ回復期になるわけではありません。

というのも、私はかなり“体重爆増タイプ”の回復だったからです。

この記事を読んで、不安になったり、怖くなったりする人もいるかもしれません。

でも、今の私は標準体型です。

摂食障害が寛解すると、増えた体重もちゃんと落ち着いていきました。

私は、

「痩せるのは治ってから」
「体重は上げ止まる」

という、ステップあやさんの言葉をお守りのようにしながら回復していきました。

過食嘔吐を日常的にしていた当時の私は、
とにかく“自分のお腹具合”が全くわかりませんでした。

腹八分目ってなに?

満腹ってどんな感じだっけ?

本当に、全然わからなかったんです。

私がまず始めたのは、「お米を食べること」でした。

最初は、小さいおにぎりから。

当時は、精製された白米を食べるのが怖かったので、
玄米に黒米を混ぜた“健康に良さそうなご飯”にしていました。

そして、

・体重を測らない(私は捨てちゃいました!)
・過食しても吐かない努力をする

そんなことを少しずつ始めました。

もちろん、我慢できずに吐いてしまったことも何度もあります。

それでも、

「自分のお腹具合がわかるようになるまで」
「体重が上げ止まるまで」

体重を増やす覚悟で回復に取り組んでいました。

お米を食べ始めて1ヶ月ほど経った頃、
一番強い睡眠薬を飲んでいたのに、飲まなくても眠れるようになっていきました。

睡眠の質も上がりました。

そして、半年ほどで生理も回復。

このときは、本当に嬉しかったのを覚えています。

食べる練習を続けるうちに、少しずつ食べられるものも増えていきました。

でも、途中で過食嘔吐になってしまうことも、特に初期の頃はたくさんありました。

何度も諦めそうになったし、

「もう無理かもしれない」

と思ったこともあります。

まさに七転び八起きでした。

そして、お米の量も少しずつ増やしていきました。

でも当時は、

「どのくらい食べていいのか」

がわからなかった。

だから私は、定食屋さんに一人で行って、“普通の一食”を食べる練習をよくしていました。

「たくさん食べてもいいんだ」

と思えるように、『孤独のグルメ』を観ながら食事をしたりもしていました。

たくさん食べる吾郎さんを見ていると、なんだか勇気が湧いたのです。

回復期で一番しんどかったのは、
やっぱり大きくなっていく体を受け入れられなかったことです。

着ていた服がどんどん入らなくなる。

鏡に映る自分の姿がどんどん変わっていく。

本当に辛かった。

何度も何度も泣きました。

私は6月頃から食べる練習を始めて、体重が上げ止まったのは翌年3月頃。

なので、回復初期はおよそ8〜9ヶ月くらいだったと思います。

そして、増加した体重はおよそ25キロ。

(体重をあまり測っていなかったので少し曖昧ですが)

今振り返っても、

「増えすぎ!!」

って思います。笑

でも、私が回復するためには、それくらい必要だったんだと思います。

ちなみに妊娠中も同じくらい体重が増えたので、
もしかしたら私の体は、そのくらい増えないと安心できないタイプなのかもしれません。
(わからないけど。笑)

だからこそ、回復期の体を受け入れるのは本当に大変でした。

それでも私は、

「どんな自分も愛してあげよう」
「今まで大事にできていなかった自分の体を労わろう」

そう思うよう努めていました。

太っている自分だって可愛い。

太っている自分だって、ちゃんと楽しめる。

だったら、太っている今の自分も楽しんでみよう。

そんなふうに、少しずつ考え方を変えようとしていました。

当時はまだお腹具合がわからなかったので、

・減らす
・残す
・食事を抜く

ということが、逆にできませんでした。

だから練習中は、決めた量をしっかり完食していました。

基本は、

朝・昼・夜+間食1回。

飢餓状態にならないように、
3食しっかり食べて、体を栄養で満たすことを意識していました。

3食しっかり食べていたので、お菓子などへの欲求はそこまで強くありませんでした。

でも、

「これが食べたい」

と思ったものは、間食で食べるようにしていました。

「自分が食べたいものを食べる」

ことも、回復には大切だと思っていたからです。

そんな食生活を続けるうちに、少しずつ“お腹具合”がわかるようになっていきました。

そして、

「なんとなくお腹いっぱいな気がするから残そう」
「今日は間食いらないかも」
「朝は少し軽めでいいかも」

そんな感覚が出てくるようになったんです。

そして、その頃に体重も上げ止まりました。

そして、そこから半年くらいかけて、今度は自然に15キロほど落ちていきました。

特に運動もしていないし、食事制限もしていません。

ただ、自分のお腹具合に合わせて食べていただけです。

本当に体重は上げ止まったし、ちゃんと標準体型に落ち着いていきました。

この頃には、

「ああ、私は寛解したんだな」

と実感していました。

回復期の体には、本当にいろいろなことが起こります。

次の記事では、回復期の体に起きていたことについて書いてみたいと思います。


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