私の摂食障害

わたしの摂食障害の歩みは、
「拒食症 → 過食症 → 過食嘔吐」でした。

小さい頃からずっとぽっちゃり体型。
自分の体型に強いコンプレックスを持っていました。

高校生の頃からダイエットを開始。
それから私のダイエット人生が始まりました。

過酷なダイエットとリバウンドを繰り返し、
いつも頭の中は食べものと体型、そして自分に課した「ノルマ」でいっぱい。

ストイックさが自分の武器のように思えて、
がむしゃらに頑張っていました。

【24歳】拒食から過食へ

強いストレスで、食べ物が喉を通らなくなりました。
気づいたら、体重はどんどん落ちていきました。

最初は、「痩せた、ラッキー」くらいの感覚でした。
でも次第に、体重が減っていくことに快感を感じるようになっていました。

そして、その反動で過食が始まりました。
食べても食べても、まったく満たされません。

頭の中はずっと食べ物のことでいっぱいでした。
ものすごいスピードでリバウンドしていきました。

それが怖くて怖くて、どうしていいかわかりませんでした。

【25歳】過食嘔吐が始まる

ついに、吐くようになりました。
下剤も使うようになりました。

食べるとスイッチが入ってしまって、
止まらないまま、詰め込んで吐く。

少しも体に残したくなくて、
喉から血が出てもやめられませんでした。

食べることが怖くて、でもやめられなくて、
ずっと自分を責め続けていました。

何度も「消えてしまいたい」と思いました。
泣きながら食べて、泣きながら吐く。そんな毎日でした。

誰にも言えないまま、
暗いところでもがき続けていました。

【28〜29歳】通院

結婚をきっかけに、心療内科や栄養療法クリニック、
摂食障害専門の病院を受診しました。

夫に「ちゃんと通院してほしい」と言われたのがきっかけでした。
それまでも自分なりに何度か病院に行ったことはありましたが、正直、意味があるとは思えませんでした。

治したい気持ちはあったのに、
「どうせ行っても良くならない」とどこかで思っていました。

それでも、結婚を機に改めて通院を始めました。

でも、思うようには良くなりませんでした。

過食嘔吐は続き、体重は落ち続けていきました。
「結婚して環境が変われば、少しはよくなるかもしれない」そんな期待も、少しずつ崩れていきました。

家族にも理解されず、
気づけば、ずっとひとりで戦っていました。

【30〜31歳】克服への決意

階段を上るのもしんどくなって、
血圧もずっと低いままでした。

「このままだと本当に人生が終わってしまうかもしれない」
そう思ったとき、心から“治したい”と思うようになりました。

「太ってもいいから、治す」
そう決めて、一人前のごはんを食べるところから始めました。

でも、食べるとやっぱりスイッチが入ってしまう。
そのまま過食嘔吐になってしまう。

うまくいかなくて、何度も諦めそうになりました。
体重が増えていく自分を受け入れられず、何度も泣きました。

それでも、やめずに続けました。
少しずつ、少しずつ。本当にゆっくりと、寛解に向かっていきました。

【31歳〜現在】寛解期

現在は、症状のない状態で5年目を迎えています。

月経も安定して、
体も心も、穏やかに過ごせるようになりました。

もちろん今でも、ふと
「吐いたらラクになるかも」と思う瞬間はあります。

でも、そのまま戻ることはありません。
あの頃の自分には、もう戻りたくないからです。

摂食障害は、ときに家族や社会からも理解されにくく、
孤独と無力感に押しつぶされそうになる病です。

本当に難しい病気だと思います。

もう消えていなくなりたい。
私はずっとそう思って生きてきました。

そんな私でも、今はこうして穏やかに暮らせています。

だから、もし今つらい中にいるあなたにも、
同じように少しずつ楽になっていく時間が訪れることを、信じていてほしいです。

あの頃の私のように、ひとりで抱えているあなたへ。


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